Codima Toolbox のVisualizing in Visioは、ネットワーク上に特別なエージェントをインストールする事なく(標準のSNMP エージェントやWMI、NetBios、ICMP 等を使用)、企業内のネットワークトポロジを自動的に検索し、結果をVisio フォーマットで図式化するツールです。
Codima 社の開発した、革新的なディスカバリエンジンは、企業内に設置されている、スイッチ、ルータ、PC のネットワーク状態及び、インストールされているアプリケーションのバージョン情報等、詳細データを発見し、それらを階層的に図式化します。 これは、ネットワークの拡張計画や、障害対策の計画等ネットワーク資産の見直し時に非常に有効です。また、これらを定期的に実行する事により、管理者は常に最新のネットワーク状況を把握する事ができ、企業内において避けることができない棚卸業務に変える事が可能です。
さらに、WMI 等PC の情報を収集するようにセットしておけば、各PC のハードウェア資産の状況監視に加え、インストールされているソフトウェアや、そのバージョン、セキュリティ情報等を1元管理する事を可能にします。
ネットワークトポロジー図
使用製品レポート
インベントリー情報
主な特長
- MicrosoftR Office Visio のネットワーク図を自動作成
- WebサーバーにHTMLとしてネットワークのトポロジーマップや資産のレポートを保存 – ネットワークのトポロジーを資産の情報を表示・共有
- デバイスがどのように接続されているかを見ることで、ネットワークのキャパシティの計画策定や運用効率を向上。スパニングツリーやサブネット、VLANトポロジーだけでなく、リンク情報も表示
- ネットワークプロトコルで管理されているデバイスだけでなく、ノンインテリスイッチなどの管理外のデバイスも検知
- WindowsとLinuxの両方のプラットフォームを特定し、レポートを作成
- SIP電話、SIPサーバー、SIPゲートウェイを自動的に特定
- ネットワーク上の既存のエージェント(SNMP, WMI など)からの情報を収集する為、個別のエージェントの導入は不要
主な活用例
- ネットワークの現状調査に(ネットワークアセスメント)
ネットワークの最新マップを完全に把握されている管理者がどれだけいるでしょうか。Mapping Toolboxは、最新のネットワーク構成を自動的に調査し、物理ネットワークから論理ネットワークまで自動生成し、Visio上に描画します。 - ネットワーク構築のプロマネツールとして活用
数十拠点にわたるネットワークを構築した後に、現地作業者の作業内容の確認に、プロマネが、いちいち現地確認するのは不可能です。Mapping Toolboxを使って、現地に行くことなく、接続情報から、ルーティング情報まで、机上で検証・確認することができます。 - エージェントレスの資産管理システムとして
ActiveDirectryが構築された環境に置いては、ドメインアドミンの権限にて、Mapping Toolboxのディスカバリー処理を実行することによって、WMIによりPCやサーバのインストールされたソフトウエアの一覧や適用されたパッチの一覧を作成することができます。