InterPlay CMS概要
(1)簡単・シンプルなシステム構築・設定
管理者は、WEBブラウザ(IE8.0以上)だけでサイネージの全ての管理(コンテンツ/スケジュール/端末監視)が可能です。(アプリケーションのインストールは不要)
また、端末側は、用途に合わせたAndroid端末*1+ディスプレイにビューワソフトをインストールするだけで、すぐにサイネージを表示できます。
(2) 多彩なコンテンツメディアに対応NEW
動画(MPEG4, 3GP)、イメージ画像(JPEG, BMP, PNG, GIF)、フラッシュ(SWF, FLV)、ウェブページ(HTML)、テキストテロップ(Androidフォント)、音声(MP4, M4A, MP3, 3GP,MIDI)など多彩なコンテンツメディアに対応可能です。
新たにPDFドキュメントの表示・配信にも対応、手元の資料を簡単に公開できます。
(3)多彩なテンプレート(横型・縦型)
ディスプレイスタイルに合わせて様々なテンプレート(合計47種類)をご用意しています。しかも、分割サイズ・レイアウトは、ユーザが自由に変更可能です。(図2参照)
(4) 自由自在に組み合わせる事が可能なプレイリスト機能
分割(全画面)の画面に様々なメディア(動画・フラッシュ・HTML・静止画・テロップ)を自由に組み合わせて、表現豊かな情報発信が可能です。また、作成したプレイリストをビューワ上で確認(プレビュー)する事も可能です。
(5) 時間(時・分・秒)単位で設定できるタイムスケジュール設定
その時間に表示したいプレイリストを24時間制で設定できます。これにより時間帯に合わせた案内表示が可能です。
(6) 日単位で表示内容を変更できるカレンダー機能
カレンダーにスケジュールしていく事で、日単位あるいは曜日単位、あるいは特定の週だけ特別な表示をさせるといった事が可能です。
(7) クラウド環境上のアカウント管理機能
デジタルサイネージシステムをマルチテナントのクラウド環境からサービスする 際に、ディスク、ネットワークなどのサーバリソースの使用状況を把握すること で、適切な課金やリソース使用制限などを可能にします。
- 管理者ごとに使用できる最大ディスク容量の割り当てが可能になりました。これによりクラウド上のサーバに際限なくコンテンツをアップロードし、 長期間保持することを抑止できるようになります。このディスク容量割り当ては各管理者が配下の管理者へも自分への割り当て容量を最大に再割り当てできます。
- 管理ビューワ端末ごとにネットワーク通信量をトラッキングできます。これにより通信量を料金サービスの指標とすることが可能になり、また規定量の超過をトリガーにした通信サービスの停止などを行うこともできます。
(8) ネットワーク状況に応じた配信サービス
表示端末側のネットワーク状況に応じて、オンラインモード配信、オフラインモード、プッシュモード配信(オプション)3種類の配信方式に対応しています。
(9) ◆端末監視
表示端末の詳細な監視・管理を行う事が可能です。*2 監視項目には異常値を設定でき、その値を超えた場合には、その端末を管理している管理者にメールで通知を行います。
「InterPlay Viewer」ビューワソフトウェアでは、コンテンツ受信の進行を示すプログレスメーターを表示できます。これによりデータ配信がスムーズに進行していることが一目でわかります。
一方でコンテンツ配信を実施した管理者は「InterPlay CMS」コンテンツ管理サーバ環境の管理画面上で配信ステータスと進行状況を視覚的に把握でき、現地の機器の稼働状況だけでなく、コンテンツの配信ステータスを確認できます。
「InterPlay Viewer」ビューワソフトウェアでは、ビューワ端末に直接手を触れることなくリモートからオーディオのボリュームをコントロールできます。手が届きにくい場所や無人運用を実施する端末でも、オーディオボリュームを中央からコントロールできます。
◆端末コントロール
・強制配信機能Android版 バージョンアップ!
必要に応じてサーバー側から強制的にコンテンツを配信し、サイネージ上に表示する事が可能です。機器やネットワーク障害等が原因でコンテンツの配信に失敗した場合、強制的に再配信する事で速やかなコンテンツの復旧が可能です。
・リモートビューア再起動機能Android版 バージョンアップ!
トラブルの発生したサイネージ端末に対して、リモートでビューアを再起動する事が出来ます。これにより、トラブル時に速やかに端末を復旧させることが出来ます。
・リモート画面確認Android版 バージョンアップ!
遠隔地にあるサイネージの画面の表示状況をオンラインで確認できます。これによりリモートメンテナンスが可能になり、大幅にコストが削減できます。
・自動ビューア再起動機能Android版 バージョンアップ!
端末内で、機器の動作状況を常に監視し、フリーズなどで一定期間プロセスが停止している状況を検知すると自動的にビューアを再起動する機能です。機器トラブルによる停止期間を極力短くし、サイネージの稼働時間を上げる事が出来ます。(Watch Dog機能)
・ボリュームコントロール機能(アンドロイド版のみ)
サイネージに直接手を触れることなく、リモートでオーディオのボリュームコントロールが出来ます。イベントや緊急時にボリュームを上げるなど、フレキシブルな対応が可能です。
(10) ログ機能(イベントログ、監視ログ)
マウスのタッチイベントや、Felicaイベントに加え、上記の監視ログをサーバ上でいつでも閲覧できます。
ログイン階層を管理者/ユーザに分けて最大4階層まで作成する事が可能です。
携帯電話からテロップの変更が可能携帯電話から指定のテロップを変更する事が可能です。表示端末の傍に管理用PCが無い場合でも、タイムリーにテロップを変更する事ができます。
*1:Android 2.2以上
*2:これらの情報は、端末側でセットされているリクエスト周期の単位で情報を取得します。Android端末ではCPUなどのシステムリソース情報の取得はサポートしていません