インタープレイテクノロジー、コンテンツとして電話機能を追加できる
最新のデジタルサイネージ向けプラットフォームを発表
〜用途に合わせたユーザインターフェイスの変更を簡単に実現〜

インタープレイテクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役 高橋 眞之助 以下、インタープレイテクノロジー)は、デジタルサイネージ向け最新プラットフォーム「InterPlay Signage」の最新版に、コンテンツとしての電話発着信機能を追加しました。専用の電話アプリなどを必要とせず、サイネージプラットフォーム上に電話機能を実装することで、電話をサイネージのコンテンツとして簡単に利用する事が可能になりました。

これまで、サイネージやタブレットなどで電話機能を利用する場合、専用のIP電話アプリを利用する必要がありました。この場合、電話利用時に専用アプリを起動する必要がある上、利用用途に合わせたカスタマイズに制限があったり、高額の変更費用がかかるなど様々な制約がありました。

そこでインタープレイテクノロジーは、サイネージプラットフォーム上に電話機能を実装することで、サイネージのコンテンツとして簡単に電話機能を利用出来る環境を構築しました。これにより、コンテンツを差し替えることで、用途に合わせて簡単に画面のユーザインターフェイスをユーザーが直接カスタマイズする事が可能になりました。

01例えば、介護付き高齢者向け住宅で利用する場合は、日頃はフォトフレームとして孫などの写真が表示されている画面上の電話ボタンをタップすると、「息子」「妻」「ケアマネージャー」などの写真付きのアイコンが表示され、いずれかをタップすることで、好きな相手に簡単に電話をかけられる、非常に分かりやすいインターフェイスを実現出来ます。 もちろん、相手から電話があった場合はすぐにフォトフレーム画面から電話画面に切り替わり、会話が終了するとまた元のフォトフレーム画面に自動的に復帰します。


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▲フォトフレームが表示されていた画面が電話着信時には通話画面に変わり、通話終了後は自動的に元のフォトフレームに戻ります。

また、海外からの観光客向けに、電話アイコンをそれぞれの国旗にするなど、コンテンツの変更で自由にインターフェイスを変更する事が可能です。
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▲各国の国旗を表示するなど分かりやすいインターフェイス設計が可能です

また、インタープレイテクノロジーのIP-PBXを介することで、公衆電話網を通じて固定電話や携帯電話との発着信が可能な上、マンション内やホテルなどで無料の内線電話としての利用も可能です。 さらに、2015年中にはTV電話機能も追加実装される予定です。

今後、インタープレイテクノロジーでは電話機能が搭載された「InterPlay Signage」の最新版を、介護付きマンションや施設、ホテル・旅館・観光施設などを中心に、様々な用途に積極的に販売していきます。

■主な機能
通話相手と紐付いたアイコン表示機能
着信時に通常のコンテンツ表示から電話に自動切替
電話ボタンや紐付ける電話番号は配信で変更可能
内線通話
外線通話
通話記録機能

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▲電話機能概念図


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