プレスリリース

インタープレイテクノロジー、iBeaconに代表されるBLEビーコンに対応したフレームワーク『InterPlayBF』をデジタルサイネージのSTBに搭載
〜デジタルサイネージとBLEビーコンを連携させた高度なサービスが専用機器無しで簡単に導入可能に〜

インタープレイテクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役 高橋 眞之助　以下、インタープレイテクノロジー)は、iBeaconに代表されるBluetooth Low Energy (以下、BLE)ビーコンに対応したフレームワーク『InterPlay Beacon Flamework』（以下、InterPlayBF）をデジタルサイネージのセットトップボックス（以下、STB）に搭載しました。InterPlayBFは、デジタルサイネージからスマートフォンなどに情報をプッシュする「送信」と、スマートフォンなどのビーコン情報を受けて処理を行う「受信」の双方に対応し、デジタルサイネージに追加機材無しで簡単に搭載する事が可能になりました。またInterPlayBFは、デジタルサイネージ向けプラットフォーム「InterPlay Signage」と連携する事で、デジタルサイネージと連携した様々なサービスを実現します。

BLEビーコンは、少しずつ導入が進んでいるものの、まだ大きな盛り上がりを見せていません。そこでインタープレイテクノロジーは、より簡単にBLEビーコンを展開する事を目指し、デジタルサイネージのSTBへの搭載に取り組み、InterPlayBFを開発しました。
InterPlayBFは、デジタルサイネージのSTBに搭載されているため、デジタルサイネージを設置するだけで利用が可能です。また、デジタルサイネージのコンテンツに合わせた配信が可能なため、表示されている広告に合わせて配布するクーポンを変えるなど、動的な運用が可能です。さらに、BLEビーコンの受信にも対応し、BLEビーコンのID情報にあわせてデジタルサイネージのコンテンツを切り替えることが可能です。例えばマンションロビーに設置した場合、ID情報でマンションのどの部屋の住民が近づいたかを特定し、宅配ロッカーに荷物がある事や、メッセージがある事を表示する事なども可能です。

今後、インタープレイテクノロジーでは「InterPlayBF」をデジタルサイネージに積極的に搭載し、BLEビーコンを組み合わせた様々なサービスやソリューションを展開して参ります。

■InterPlayBFの概要

■InterPlayBFの主な利用シーン
◆BLEビーコン送信利用
・ショップ毎クーポン
ショッピングモール等のショップ案内で、個別のショップ毎にクーポンを発行することが出来ます。

・広告連動クーポン
デジタルサイネージに現在表示されている広告のクーポンをタイムリーに配信する事が可能です。

・店舗前誘導
店舗の前を通りかかった人に、セール実施中などお店の情報をプッシュして店舗に誘導する事が出来ます。

・屋内NAVI
地下街や屋内などGPSの電波が届かないところで、BLEビーコンを用いたナビゲーションが可能です。

◆BLEビーコン受信利用
・訪日外国人旅行者（インバウンド）向け利用
各国の旅行者向けに、各種IDを利用してそのユーザーの利用言語に合わせてデジタルサイネージの表示言語を切り替えることが出来ます。

・迷子、徘徊老人対策
町内の各デジタルサイネージにInterPlayBFを搭載し、迷子や徘徊老人の位置を随時記録。これにより、緊急時の捜索に必要な情報を提供出来ます。

・入出管理
マンション、会社、病院、塾などでの入出力管理に利用。例えば塾に設置すれば、子どもの塾への入退出状況を自宅や職場で確認出来ます。

・マンションロビーでの活用
マンションのロビーでは帰宅した住人を特定し、その人向けに宅配BOXに荷物があるなどの情報が表示出来ます。

・ウェルカムメッセージ利用
ホテルや自動車ディーラーなどに設置し、顧客が到着するとその顧客向けのウェルカムメッセージを入り口のデジタルサイネージに表示。同時にスタッフにも連絡してスムーズな対応が可能です。

・機器の位置把握
病院の検査用機器などにBLEビーコンを設置し、それらの機器の場所をリアルタイムで把握する事で、必要なときにすぐ機器の場所を特定して利用可能です。

◆対応OS
・Android4.x・・・BLEビーコンの送信のみ対応
・Android5.x以降・・・BLEビーコンの送受信に対応
※動作検証済みの対応機種は弊社にお問い合わせください。

・iBeacon は米国および他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。
・Bluetoothは米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。